国府弘子より。
ご心配かけたお仲間や仕事関係者や友人のみなさま、とにかく無事生還のご報告です!11/16ミューザ川崎のリハーサルと本番の間に心臓激痛、汗ダラダラ、転げ回って苦しんだのですが、すぐに救急車内で急性心筋梗塞の判定、すぐに隣の川崎幸病院に運ばれ緊急カテーテル手術!あと1時間遅かったら危なかったですよという執刀医伊藤先生のお言葉に感謝&興奮し、共演のお仲間に「本番に間に合うかと思ったけど無理みたいゴメーン!あとは任せる!」と動画メッセージを撮って送ってもらったものの、、、気づくと何本もの管につながれカテーテルの太めの管が腿の付け根に入り、微動だにできないCCU(心疾患集中治療室)のベッドの上。ええっっなんということだ、とその緊迫した部屋の中で初めて事の重大さに気づいた自分でした。夜中になって、検査の結果心臓の壊死が奇跡的になく、でも血管内はドロドロやったので要注意!と先生が告げに来てくれた時は涙ツツー(先生の関西弁はなにかとても前向きな力をくれました)。いやはや、すべての敏速なタイミングに感謝するしかありません。思えばこの1ヶ月、自分の身体にいろいろ思い当たるフシがあった。ピアニカ吹いて妙に動悸がしたのは二日前。
というわけで、しばらくは自宅にて養生となりました。頭痛はまだあるのですごく気をつけてます。食欲もあるし投薬もキチンと。あの日のあまりに突然のドタキャンっぷりや、その後の仕事キャンセルで皆に大変ご迷惑をかけてしまいましたが、あのような心臓内科医の先生が敏速な手術をしてくださる川崎幸病院がすぐ近くだったこと、そして迷惑をかけつつも頼れるお仲間に囲まれている事、そして、夏前から心血注いだ新譜「ピアノ・パーティ」の音がなんと発祥の前日にマスタリングまで終了したこと、、全てがなにか(誰か)のお導き。
(仲間たちは、前田先生と佐山ブラザー、そしてハネケン先輩が、私をアチラに来ないよう押し戻してくれたと!?)
ま、人間誰しも寿命はあるしそれが織田信長も「人生 50年〜」と言っていたので私はすでに長寿っちゃ長寿ですが、
ここまでいろいろと感無量なことがいっぱいあると、ここでオメオメくたばれません。愛と感謝のセレブレーションを、2月発売に延期になった入魂の新譜「ピアノ・パーティ」で、どうか皆さまと分かち合わせてください。(生き返ってさっそくセンデンしてるんじゃねーよ、このお騒がせヤロー!)