Piano Anniversary

国府弘子Piano AnniversaryのCDジャケット

14thアルバム
ピアノ・アニヴァーサリー/Piano Anniversary
VICJ-60970/3,150円(税込)/2002年8月26日発売

<収録曲>
01. オールウェイズ~いつもそばに
02. トゥモロウ・ネヴァー・ノウズ
03. フィエスタ
04. シング・フォー・ラヴ
05. リトル・アニヴァーサリー
06. ライフライン
07. スターランド
08. イースター・エッグ
09. シフォン・ケーキ・ボッサ
10. ユーアー・マイ・ムース
11. アイ・ウィッシュ(回想)(スティーヴィー・ワンダーのカヴァー曲)
12. ノスタルジア

<参加アーティスト>
国府弘子: Piano, Piannica, Keyboards, Chorus
大坪稔明: Keyboards, Percussions, Programming
エイブ・ラボリエル: Electric Bass, Chorus
アレックス・アクーニャ: Drums, Percussions, Chorus
オスカー・カストロネヴィス: Acoustic Guitar, Chorus
八尋洋一: Electric Bass
村石雅行: Drums
岩瀬立飛: Drums, Percussions
赤木りえ: Flute
金子飛鳥: Violin
天野清継: Acoustic Guitar
種子田健: Electric Bass
石成正人: Electric Guitar, Acoustic Guitar
村田陽一: Trombone& Horn Arranged
西村浩二:Trumpet
菅坡雅彦:Trumpet
小池修:Tenor Sax
篠崎ストリングス: Strings
橋本一子: Voice, Chorus
譜久里ゆかり: Chorus
竹内正実: Theremin
大島ミチル: Strings arranged by
Composed, Arranged &Produced by HIROKO KOKUBU
Arranged & Co-produced by TOSHIAKI OTSUBO

祝デビュー15周年記念アルバム第2弾
デビュー当時から現在までレコーディングやライヴで交流のあったミュージシャンを各曲ごと招いて、LA & 東京レコーディングによる聴きどころ満載の15年の音楽生活を総括するオリジナル・アルバム。

 

PIANO ANNIVERSARYに寄せて  国府弘子
デビュー15周年ということで、2001年6月発売のベスト盤に続いて8月26日に「ピアノ・アニヴァーサリー」をリリースします。
「上質の、良い音楽」を作り続ける事が自分の最大の恩返しである事を改めて肝に銘じて、今回のアルバムを作りました。

この15年、ステージやレコーディングをとおして常々学んできた事の最大のものは、「人を楽しい、幸せな気持ちにするには、自分自身が心から楽しめなければだめ」というカンタンな事。
6才で映画音楽、10代でビートルズ、20代でジャズに恋をして、当初はクラシックとジャズの奏法の違いに悩み自己嫌悪の日々。ニューヨークでバリー・ハリスのビパップ道場に通い詰めて寝てもさめてもアドリヴを口づさむ日々から日本に戻り、そこからライブ生活のスタート。
30代の頃はジャズピアニストという肩書きにすら自分の音楽スタイルがはまりきらずに、まるで流浪の民のように自分の居所を探し続けてもがいていました。
40代に入ってふと気付いた事。

あれ?自分のメロディを同じ気持ちで奏でてくれる仲間達と楽器で語り合っているゾ。
それをステージやレコーディングでリスナーに届けるために奮闘してくれるスタッフもいるゾ。
そしてどんな静かなステージに出ていっても、最後はこっちが感動するくらい「一体感」を感じさせてくれる聴き手が、ちゃんと待っていてくれるゾ。
そして、いつもコンプレックスを引きずっていたはずの自分自身が、クラシックの曲もジャズのスタンダードも、セッションすると全部「自分流」に楽しんで料理できるようになっているみたいだゾ?

このいくつもの事実に気がついた時、開けたくて開かなかった重たい扉がまず一枚、いつのまにか開いていたと知りました。あと多分100枚くらい、開かない扉が先に続いているのでしょう。

でもこんな楽しみのある人生を生きることができて、やっぱりすごく幸せです。
よし、50周年を迎える時までピアノ弾いてるゾ。なにしろ自他ともに認める長距離選手なので。
そう考えるとひとつの通過点にすぎないこの「ピアノ・アニヴァーサリー」というアルバムですが、自慢できるのはわたしが現時点で得ることのできた宝物が詰まっていること。

わたしを支え、励まし、インスパイアしてくれる素晴らしいミュージシャンの仲間たち。
国内の仲間ももちろん、かねてよりアメリカの“ダディ”たちだった一線のプレイヤー達と、今回初めて対等に、とことん付き合うことができた・・・そんな感じがしました。
もっと自由になるために、もっとHAPPYになるために、これからもジャズを愛し、ポップスもロックもクラシックも民俗音楽も愛し、ひとりの欲張りな音楽ファンでいられたらうれしい。

そして私の15年間の作品をまるで知らない人も、ずっと応援してくれた人も、このアルバムの歌声(ピアノの)で心を動かされてくれればこれ以上うれしいことはありません。